『 列子 』 の黄帝篇に記された寓話から、吉夢を指す言葉となる。 中国の伝説上の皇帝である黄帝は、あれこれ頑張るけれど 何をやってもいまひとつ上手くいかない。 ほとほと草臥れて(そしてちょっとやさぐれて)、引きこもって昼寝をしていたら 華胥氏が治 ...
カテゴリ:◆ 宮・パラレル ◆ > ●● 色は匂へど ◇ 注釈 ◇
雨夜の品定め
一陽来復 『 易経 』 のなかの言葉。 段々陽の気が少なくなり、終には陰の気ばかりになるが、その後再び陽が復活し、どんどん増える。 逆境・不運など、良くないことが続いた後、ようやく幸運が向いてくること。 これらを 一陽来復 という。(らしい) ...
優曇華 (うどんげ)
撫子 撫でるように可愛がっている子、愛しい子 「久方の 雨は降りしく 撫子が いや初花に 恋しきわが背」 万葉集 大伴家持 「うら恋し わが背の君は 撫子が 花にもがもな 朝な朝(さ)な見む」 万葉集 大伴池主 ...
天華 ~長恨歌~
玄宗と楊貴妃の例(ためし) 安禄山の大乱 神仙の城で貴妃が残す言葉 全て白居易(あざ名は白楽天)の作った長編の漢詩 『 長恨歌(ちょうごんか) 』 に由来する言葉。 (昔の貴族階級からすると、この詩は 『 常識 』 として存在していたくらい有名なものな ...
天華
鬼やらい 追儺(ついな)ともいう行事で、疫病などをもたらす悪い鬼を駆除する儀式。 節分の元となった儀式のことで、節分とイコールではない。 中国から伝わったもので、大晦日に方相氏(ほうそうし)という金色の目が4つ付いた面をつけた人が 矛(ほこ)と盾(た ...
枕結ふ 壱
露顕(ところあらわし) 結婚についてと同義で注釈。 3日間夜な夜な妻になる女人のところへ通う(妻問い)、もしくは3連泊する。 1泊じゃ浮気や遊びだと思われます。(そうならない為に、女側の親が婿殿の沓を抱いて寝る。) じゃあ、3日なら誠実なのか?って疑問 ...
枕結ふ 弐
巫山の夢(ふざんのゆめ) 楚の国の懐王が遊びに出かけた先で、昼寝をした。 すると夢の中に一人の女が現れて、 「どうぞ私と枕を共にして下さい」というので、王はそこで情を交わした。 女は別れ際に「朝は雲になり、夕暮れには雨になって 朝な夕な陽台(=巫山の ...